「ありがとう」と感謝を伝える、インド産赤御影石ニューインペリアルレッドのお墓が完成。優しい桜の花の彫刻、高級感ある仕上がり

藤沢、茅ヶ崎、平塚を中心に、安心価格を心がけて、お墓のお仕事をさせていただいています、アイシンの佐保（サホ）です。大庭台墓園芝生墓地にて、インド産赤御影石ニューインペリアルレッドのお墓をたてさせていただきましたので、ご紹介します。

 

大庭台墓園　インド産赤御影石　ニューインペリアルレッド　『ありがとう』

 

弊社のホームページをご覧になってお電話でお問い合わせいただいたお客様です。奥様がお亡くなりになり、お墓の建立をご検討でした。大庭台墓園にすでに墓地をお持ちということで、現地でお待ち合わせをしてお話を伺いました。

その際に伺ったのですが、４９日法要の際にご親類で集まった際に、お墓を建てることを皆さんに話されたそうです。すると、息子さんなど若い方たちがインターネットで弊社のことを探してきて「この石材店が良さそうだよ！」と薦められ、お声をかけてくださったということでした。ありがたいことですね^^

現地で、ご一緒に弊社の施工例などを見ていただきました。中でも最近完成したインド産赤御影石ニューインペリアルレッドのお墓をとても気に入ってくださり、こんなお墓がいいとご希望になりました。明るい色合いで、パッと目を引く印象的な石です。デザインなどもお打ち合わせを重ね、このたびお墓の完成に至りました。

それでは、完成したお墓の細部のご紹介です。

 

正面の文字彫刻部分です。最近良くご要望をいただく「梨彫り」です。文字を深く彫りこまないので、石の表面との段差がほとんどなく、文字部分にゴミや水がたまりません。「ありがとう」という言葉はお客様の強いご希望です。文字はお客様にご準備いただきました。

お花の彫刻は、桜の花です。花やつぼみ、葉などのモチーフをデザインしています。亡くなった奥様のイメージを重ねられたのでしょうか。明るい色合いの石に、優しい印象を与えています。

 

棹石です。天面は丸みのある加工をし、水が溜まらずに流れ落ちるようにしています。前面は額出し加工をして、高級感ある仕上げです。

 

側面には建立年月日と建立者の方のお名前を彫刻しています。また、棹石の下の台座は、前後左右に水垂れをつけました。今回使用したニューインペリアルレッドという石自体が吸水率の低い石ですが、それに加えてさらに水が溜まらないようこうした加工をすることで、お墓をより長持ちさせることができます。細かい点ですが、できるだけ長くお参りいただくために気を配ります。

 

香炉も棹石と同じように、天面を丸みのあるアール加工をしています。また、奥を貫通させることでお線香の熱がこもりにくくなり、内部もあえてきれいに磨くことで、汚れがつきにくくなっています。お花立ては前面に家紋を入れました。また、このあたりも含めたお墓全体に、5,6ミリの丸面取りをしています。弊社では、万一ぶつかった際に石が欠けたりすることを防ぐため、施工するすべてのお墓に面取りをしています。

 

お墓の手前、納骨室の蓋石でもある拝石です。こちらもセンターから手前半分は水勾配をつけて水がたまらないようにしています。この角も面取り加工をしていますので、ご納骨の際などに手をかけても安心です。また、拝石の幅は霊園既設のコンクリートのカロートよりも少し広めにすることで、見た目もきれいです。

 

棹石の背面です。こちらにご納骨される方のご法名を彫刻しています。奥様のご法名を彫刻させていただきました。

 

完成のご連絡を差し上げると、早速見に来てくださったお客様は大変喜んでくださり、カメラを手に「家族に見せるよ」と何枚も撮っておられました。私が撮影した、お墓と並んだうれしそうなお客様のお顔も、ご家族様に見ていただけましたでしょうか？^^ 眠られている奥様も喜んでくださっているといいですね。

今回は、ホームページを通じてのお問い合わせでした。息子様方が弊社を見つけて目をとめてくださったことがきっかけで、こうしてお墓作りのお手伝いをすることができましたことは改めてありがたく、ご縁に感謝です。初めにお会いしたときから「あなたに任せるよ」とおっしゃっていただけたのもとてもうれしく、それと同時に、ご期待に応えられるように気を引きしめて、心を込めてお手伝いをさせていただきました。今は皆様で集まる機会はなかなかないかもしれませんが、時期が来たらご家族皆様でにぎやかにお参りいただけるといいなと思います。