インド産ニューインペリアルレッドの球体のお墓!大庭台墓園普通墓地
藤沢、茅ヶ崎、平塚を中心にお墓のお仕事をさせていただいています、アイシンの佐保(サホ)です。大庭台墓園普通墓地にて、インド産ニューインペリアルレッドの球体のお墓を建立させていただきました!
大庭台墓園 インド赤御影石ニューインペリアルレッド・カンボジアG614
今回のお客様は、大庭台墓園の普通墓地に外柵をお持ちで、ご主人様が亡くなられてのお墓づくりでした。ホームページをご覧になってお電話くださり、後日現地でお会いしてお話を伺いました。
こちらがお墓を建てる墓地の様子です。奥様と娘様で現地へお越しくださり、詳しくお話を伺うと、3,40年ほど前に作られてからこの状態で管理をされていました。
ただ、作られてから年月が経っているため、目地部分の劣化なども見られました。お墓を建てるにあたり、このあたりも修繕をしておきたいとご希望でした。
お墓後方には塔婆立もありました。外柵は、目地の補修等をして活用します。お墓については、施工例等をご覧になって「球体のお墓がいい」とご希望でしたので、詳しくご要望を伺って図面を作成してご提案しました。
まずは外柵工事から開始です。今回は、草が生えないように石貼りをご希望でした。階段石はカロートの高さにあわせて据え直しをしています。目地がきれていたところは打ち直し、お墓本体を据えて完成となります。
完成しました!
とても印象的な球体のお墓です。赤御影の深い輝きも目を引きます。石塔はインド産の赤御影石ニューインペリアルレッド、外柵にはカンボジア産のG614という白御影石を使用しています。
石塔はすべて赤御影石で統一しました。当初は球体部分のみを赤御影石で作成する案もありましたが、「全体を赤で統一した方がいいのでは?」という娘様のご提案があり、お母様ともお話してすべて赤御影をお選びになりました。ニューインペリアルレッドは赤御影石の代表格ともいえる石です。
側面から見たところです。太陽の光が一点で集中して反射されていることも、精巧かつ緻密な仕上げであることを感じさせます。球体は、台座に設置したピンを貫通させて固定しています。
球体のお墓は珍しいですが、大庭台墓園の弊社の施工例にもございます。実際に霊園をご一緒に見て回って、石の色合いや大きさなども色々検討しました。最終的な球体の大きさは1尺3寸、約40cmとしています。もうひと回り大きなサイズも候補にありましたが、職人の意見も参考にしながら、この大きさにしたいとご希望になりました。
球体の正面に「ありがとう」というメッセージを彫刻しました。文字はお客様がイメージにあるものをご自分でご用意くださいました。両脇はご希望になった蓮の花を左右対称であしらいました。彫刻は浅く彫って白色を入れています。深く彫り込んでいないので、水や汚れが溜まりにくくなっています。
拝石です。こちらは墓誌を兼ねていて、ご戒名を横書きで彫ることも検討されましたが、最終的には縦書きで彫刻しています。香炉は蓋つきで、天面はお墓の台座と揃えてすっきりと見えます。
納骨室内はきれいに清掃をしています。こちらは完成確認時にご一緒に見ていただきました。
側面から見ると分かるように、墓誌部分は香炉の部分までが水平で、その手前は斜めに勾配を付けています。表面にできるだけ水が溜まらないようにするための工夫です。
台座の右側面は、建立年月と建立者の奥様のお名前を彫刻しています。
ご納骨のお手伝いもさせていただきました。当日はご家族様がたくさんおいでになりました。
色とりどりのお花があがり、さらに華やかになりました。お客様はお墓の仕上がりにとても満足いただけたご様子で、「ホームページでもぜひ紹介してくださいね!」とおっしゃってくださいました^^ このたびは、お墓の建立を弊社にお手伝いさせていただきましてありがとうございました。実は今回、お墓をご覧になったある方から、「これぞお墓ですね!」ととても嬉しいご感想もいただきました。お客様にとっても、ご自慢のお墓になればうれしい限りです。お参りされていてお困りのことなどございましたら、どうぞいつでもご連絡くださいませ。
今回、お墓づくりをお手伝いさせていただいた「大庭台墓園」の基本情報をご紹介します。
・運営主体:藤沢市 >>大庭台墓園(公式サイト)
・所在地: 藤沢市大庭3782番地(マップ)
・特徴: みどり豊かで閑静な高台にある、藤沢市営の公園墓です。
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